口内の細菌の約40%は、歯周病菌!

数百頭のイヌ・ネコの口内細菌の解析から、イヌ・ネコの口内の細菌の種類は、800種類以上あります。 その中で上位50種類の細菌でイヌの場合、おおよを88%、ネコの場合およを82%を占めています。
 
次に、イヌとネコの口内の主要な50種類の細菌を分類すると次のようになってます。

 イヌでは、50種類の細菌で、口内細菌全体の88%を占めています。 そして、 歯周病菌が39%、人畜共通感染原因菌が11%、病原菌が8.4%とこれらの3つの菌で全体の約60%近くを占めています。

ネコでは、50種類の細菌で、口内細菌全体の82%を占めています。 そして、 歯周病菌が43%、人畜共通感染原因菌が10%、病原菌が9.5%とこれらの3つの菌でイヌと同様全体の約60%近くを占めています。
 
イヌでもネコでも、歯周病菌(口臭の原因菌でもある)、人とイヌ・ネコに共通する感染症の原因菌、そして病原菌で全体の60%を占めている事が分かります。そしていかに歯周病菌が多くを占めているのか驚きですね!